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本の感想41

石田衣良 「うつくしい子ども」 文春文庫
14歳の中学生である主人公・ミキオの弟であるカズシが、近所の9歳の少女を殺してしまう。なぜ殺してしまったのか、ミキオは理由を探す。
この物語は、ミキオを中心とした一人称による文章と、新聞記者・山崎を中心とした三人称による文章を交互に配置する手法を採っている(後半はほとんどミキオのストーリーになるが)。事件の当事者による目線と、事件を客観的に見る目線の両方から切り込んでいく。
酒鬼薔薇事件をもとに書かれたものと思われるが、あくまでこの小説は14歳の少年の物語であると思う。少年犯罪の核心に迫ろうというような内容とは程遠いし、中学生の友情などが垣間見られ、「4TEEN」にも通じるような青春時代を描いているからである。
「4TEEN」においては、月島という実在する街を舞台に描いていたが、本作では架空の街である。しかし、街の描写は非常に丁寧で、そこに生きる中学生たちもまた生き生きとしている。ミキオは一人ではなく、数人の友人たちと力をあわせて目的を達成しようとする。本作に限った話ではないが、それこそが石田作品の真骨頂ではないだろうか?

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  1. 2005/02/15(火) |
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▼『うつくしい子ども』石田衣良
うつくしい子ども  石田衣良     文藝春秋            2001 * 285P * 15cm弟が九歳の女児を絞殺。逮捕の瞬間から、街に家族の居場所は無くなった。でも僕はここで闘う。弟を凶行に駆り立てた何かを探して。

  1. 2005/02/15(火) 03:58:42 |
  2. ○。P u k u P u k u P u k u 。○

▼『うつくしい子ども』
うつくしい子ども石田衣良緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、ぼくの十三歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校…。殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。少...

  1. 2005/04/14(木) 20:44:45 |
  2. NO MUSIC NO LIFE
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