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本の感想47

村上春樹 「海辺のカフカ」上下巻 新潮文庫
村上春樹作品にしては珍しくあまり全体像が曖昧ではなく、読後感もすっきりする印象。星野さんやカーネル・サンダースなど、キャラクターも非常に立っていて、笑える部分もある。
本編は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と同様に偶数章と奇数章から成り立つ構成になっている。それぞれの話の主人公が出会うことは無いが、「世界の~」とは違って密接にリンクしている。

何というか、もうこういうのが読みたかったんだよ!って感じ。『少年カフカ』で村上氏は、「目標はドストエフスキー」と言っていたが、まさに目指して欲しいところ。彼にはその台詞を吐く資格がある。

「世界はメタファーだ、田村カフカくん」「でもね、僕にとっても君にとっても、この図書館だけはなんのメタファーでもない。」という最後の大島さんの台詞が印象的だ。きっと現実にも誰にとってもメタファーではない存在というものもあるだろう。

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  1. 2005/03/05(土) |
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▼海辺のカフカ   村上春樹
 村上春樹の物語は主人公に意思、目的のようなものが欠けている。そして事件は突然起こりその事件に流されるように巻き込まれていく。彼の意思とかそういったものに関係なく何かに導かれるようにそれに関わりそれを避けると言う選択肢はまるでないようだ。それが彼の哲学で

  1. 2005/07/05(火) 02:42:01 |
  2. a fruit knife and a boy
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