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本の感想49

奥田英朗 「邪魔」上下巻 講談社文庫
自分に対して毅然とした態度をとれる人物が作中には出現しないので、発端は些細な事件であるのに物語は取り返しの無い方向へ進んでいってしまう。しかし、目先の保身だけにとらわれたり、臭いものには蓋をするようにして自分の現状を維持しようとするのは、それ自体が現実に存在する人間の本質的な行動であるので、その点では非常にリアルなストーリーである。

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  1. 2005/03/07(月) |
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