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本の感想55

三浦綾子 「塩狩峠」 新潮文庫
僕はキリスト教の教義がどんなものであるかもよく知らない。しかし、キリスト教に限らず何かを信じ、それを全うするために日々を生き抜いていこうとする姿勢が大事なのではないかと思う。生きる意味を徹底的に模索し、その答えを見つけ、信じ続けることができればそれが救済ということになるのだろう。「信じるものは救われる」ということである。
しかしながら、主人公が成長するにつれて祖母の教えを否定していくようになるのには少々不快にはなる。キリスト教の観点から見れば、当時の日本の風習を正しく無いものとするのであろうが、どうもキリスト教に関して独善的になりがちであったという感は否めない。

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  1. 2005/03/21(月) |
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