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本の感想59

中村うさぎ 「だって、買っちゃったんだもん!」 角川文庫
友人H氏の猛烈な勧めで読んでみた。
内心、僕は「中村うさぎだろ~っ!?そんな面白いの~っ!?ただの浪費家の話だろう??」と半信半疑、いや、100%疑いを持って読み始めた。
しかし、だ。これが面白いのである。
冒頭から食事している人の前では語れないようなコトを大真面目に語る。さらに、財布に千円しか入っていないにもかかわらずシャネルの受注会に行ったり、イギリス旅行の行きのファーストクラスで鼻血を出したり、傘を買いにドルガバに入り、何十万円分も衝動買いした挙句、結局傘を手に入れられなかったりと、あまりのアホっぷりに笑ってしまう。しかも作り話ではなく、実話なのだから、恐ろしい。そんな人間が本当に実在するなんて。自分の懐が傷つくのは嫌だが、他人の浪費を傍観するのはとても楽しいものだ。貧乏人にしか持ち得ない感覚かもしれないが。
しかし、自分が「買い物依存症」の症状を自覚していて、その他の自分のアホぶりを認めた上で他人のえげつなさを批判するのだから説得力がある。単に偽善を装っているだけの人間よりも、よっぽど人畜無害、かつ親しみが湧くというものだ。うさぎは、送られて来た超偽善的な手紙を痛快なまでに一刀両断する。他人を批判するだけで自分の浅ましさに気づいていない人間が一番愚かなのだということを提示してくれる、良書と言えよう(マジで!?)。

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  1. 2005/03/28(月) |
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