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本の感想62

夏目漱石 「坑夫」 新潮文庫
家出した主人公が、ポン引きに坑夫になるよう誘われ、流されるままに山へ向かう。
周りの坑夫たちに嘲笑われたり、坑の中で精神が極限状態にまで追い詰められたときなどの心理描写は興味深い。今までの生活とは正反対の環境に置かれた温室育ちの青年の絶望や葛藤が伝わってくる。

洗練され、かつ読みやすい文章はさすがである。内容も素晴らしいが、一文一文をじっくり味わいながら読むことができる好著。





~以下、本の感想とは関係がありません~
某巨大掲示板群の一般書籍板に「読書マラソン」なるスレッドがあり、僕はそれに参加しているわけなのですが、そちらではA~E(Fも一応ある)の5段階で評価します。評価は厳しくつけるというのがルールとしてあるのですが、どうも僕は最高評価であるAを乱発してしまっています。今は反省して、厳しくつけようと思っております。実際、スレッドに書き込んだ本の中でA評価をつけてしまった本は、
石田衣良「アキハバラ@DEEP」
浅田次郎「蒼穹の昴」
浅田次郎「天国までの百マイル」
村上春樹「国境の南、太陽の西」
村上春樹「海辺のカフカ」
遠藤周作「海と毒薬」
重松清「流星ワゴン」
と、てんこもり。でも今考え直すと、本当にAランクをつけてもいいような本は、「海と毒薬」くらいしかない気もします。
そもそも僕は数値化された絶対評価が嫌いです。評価というものは読んだ直後と暫くたってからで随分変わるので難しいです。それに自分がいいと感じたからといって、その本を他人に薦められるかどうかというのは疑問です。「海と毒薬」も、人に薦めるべき本では無い気がします。上の本を見ても、浅田次郎や重松清も相性がある気がするし、村上春樹もかなり好き嫌いがあると思われるし・・・。
そもそも人に本を薦めるというのは相当難しいことであると思います。とりあえず僕は「オススメの本は?」と聞かれたら貴志祐介「青の炎」を薦めることにしています。
「暗い話が嫌い」と言われたら、宮部みゆき作品を適当に答えます。「ステップファザー・ステップ」あたりが無難なのでしょうか。人に薦めて「良かった」って言ってもらえるのは確率次第ですね。

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  1. 2005/04/20(水) |
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