本の感想16
重松清 「エイジ」 新潮文庫
少年犯罪が騒がれ、話題の渦中に生きる中学生たち。ニュースや評論家たちは彼らを偽善めいた陳腐な解釈により批判する。主人公は真剣に考え、悩み、今を生き抜こうとする。中学生時代っていいな、など考え、もうやり直しがきかないのだ、と思い非常に寂しい気持ちになった。中学時代というのは良くも悪くも青春真っ只中で、後になって考えてみればものすごい輝かしいものなのだ。たとえ自分の中学時代がどんなものであっても、それは自分にとってかけがえの無いものなのだな、と再認識した。
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▼【エイジ】 重松 清 (著)
ニュータウンでおこった相次ぐ通り魔事件、その犯人が中学生で、しかも自分のクラスメートだったら…。あなたならどんな心境になりますか?
- 2005/05/30(月) 18:31:19 |
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