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本の感想23

村上春樹 「スプートニクの恋人」 講談社文庫
非常に形而上学的であるが、洗練された文章で、とても読みやすい。なぜここまで豊かな表現が出来るのか。素晴らしい。「ノルウェイの森」の縮小版であるような印象も受けた。

春樹氏の物語にしばしば出てくるシーンの一つに、異世界へ迷い込んでいるようなものがある。本作品では、島で音楽が聞こえる方向に主人公が歩いてゆくシーンがそれにあたる。この部分は特に現実世界から遊離しているが、丁度この部分が物語の肝になる部分であろう。
この手のシーンで印象深いものとしては、「ダンス・ダンス・ダンス」で、主人公が6人分の骨を発見するところである。6人分の骨それぞれが登場人物誰かの骨なのだ。
ところで「ダンス・ダンス・ダンス」は、3部作「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」の続編に位置づけられているが、個人的にはこの作品が最も気に入っている。近々再読予定なので、その際には感想を載せる予定である。
春樹氏の作品は、どれも非常に味わい深い文章なので、今一度再読したいものばかりなのであるが、なかなかその機会が無くて非常に残念である。

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  1. 2005/01/18(火) |
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